造血ビタミン「葉酸」!実は美容にも!?葉酸の働きや一日の摂取量目安は?
最近テレビコマーシャルでもよく耳にするようになった「葉酸」。
おなかの中の赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素として、妊活中、そして妊娠中のプレママたちにとってはなじみ深い栄養素ですよね。
葉酸イコール赤ちゃんのため、というイメージがあまりにもつきすぎているんですが…実は葉酸ってそれ以外にもマルチに働いてくれる優れものだということをご存知でしょうか?
赤ちゃんを考えていない女性にも、ぜひともお勧めしたい栄養素なんですよ。
そもそも葉酸ってどんな栄養素なの?
まずはご存知ない方のためにご説明すると、葉酸とは主に葉物のお野菜に多く含まれている栄養素のことを言います。
メジャーなところでいうとほうれん草なんかがそうですね。
ビタミンの種類としては水溶性ビタミンBの一種。有名な働きの一つとして、体内の細胞分裂や増殖の手助けがあります。
これがつまり赤ちゃんの発育のサポート役を担ってくれる、というわけなんです。
その他にも、葉酸は実は別名「造血ビタミン」とも言われています。血液の中にある赤血球をつくりだす役目もあるため、貧血対策としても活躍してくれるんですよ。
美容にも実は役立つ葉酸
さて、葉酸の基本情報をお伝えしたところで、続いては気になる葉酸のもたらす美容効果を見ていきましょう。
【葉酸に期待できる美容の働き】
1.代謝アップ…お肌の新陳代謝を高めてくれる。お肌の生まれ変わりであるターンオーバーのリズムを整えてくれるため、くすみやお肌のごわつき解消に役立つ。透明感を出したい方にもおすすめ。
2.肌荒れ予防・解消…上記1の働きにより、お肌の老廃物をしっかり体外へ排出してくれるため、肌荒れ防止に役立つ。
3.ハリ弾力のアップ…葉酸の細胞分裂サポート機能により、コラーゲンを作り出してくれる繊維芽細胞も活性化。お肌のハリ弾力をつかさどるコラーゲンがしっかりと作られることで、エイジングの働きも期待できる。
葉酸を食事から摂ろう
いかがでしたか?
最後に、葉酸はサプリメントでも手軽に摂ることが出来る栄養素ですが、毎日の食事内容の中でもぜひ意識して摂ってあげてほしい栄養素です。
以下に、私たちの食生活になじみの深い食材をピックアップしてご紹介しておきますね。
【葉酸を豊富に含むオススメ食材】
枝豆…葉酸だけではなく食物繊維もとることが出来るオススメ食材。おつまみや間食に◎!
ほうれん草…冒頭でもお伝えしている通り、葉酸が豊富なほうれん草。茹でてお浸しにするもよし、炒め物に使ってもよし!
サニーレタス…生のサラダに使えば、加熱もしていないので葉酸の含有量もそこまで減らさずに食べることが出来ますよ。
いちご…葉酸だけではなく、ビタミンCも豊富な美肌のフルーツの代名詞的存在!夏に摂れば、美白対策にもなりますよ。
納豆…毎朝の食卓に欠かせない納豆にも葉酸は含まれています。血液をサラサラにしてくれる働きも期待できますので、家族で健康管理の一環として継続して食べるのがおすすめです。
アボカド…女子が大好きなアボカド。葉酸は勿論のこと、ビタミンB2やビタミンEも含まれており、美肌対策に欠かせません。年齢肌にお悩みの方はエイジングの働きも期待できますよ。
ちなみに、サプリメントと併用する方は一日の摂取目安量を忘れないようにしておきましょう。
まずは基準として、妊娠していない成人女性の場合だと、1日の推奨摂取量は240㎍です(妊娠前〜妊娠初期にかけては400㎍が摂取目安量です。詳しくは厚生労働省のHPや母子手帳を参照してください)。
バランスの良い食生活を続けていれば無理なく摂れる量ではありますが、上手にサプリメントなども利用してみるのも一つの手でしょう。
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