仕事に集中していると、慢性的にひどくなってしまう肩こり。思うように肩が動かず、困ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
肩こりをそのままにしてしまうと、姿勢の乱れからさらなる結構不良が起こり、知らず知らずのうちにブス顔に!
そもそも、肩こりの原因はどんなことがいえるのでしょうか。詳しい原因と、仕事の合間に行える対策について紹介していくので、参考にしてみてください。
Contents
肩こりの原因
日本人は、肩こりに悩まされている方が多く、特に年齢を重ねていくごとに悩んでいる方が多いと言われています。
肩こりが発生する原因は、どんなことがいえるのか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
(1)筋肉が緊張している
人間は、同じ姿勢を繰り返していると、筋肉を全く使わないため、負担が大きくなってしまいます。
その状態が長く続くと、脳が筋肉の状態を記憶し、徐々に筋肉の弾力が失われて、慢性的な緊張状態に陥ってしまうのです。
結果、肩こりが発生してしまう原因になってしまいます。緊張状態が発生しないためにも、こまめに違う体勢を取るなど、対策を行うことが大切です。
(2)ストレス
仕事やプライベートで発生するストレスも、肩こりの原因になることがあります。
ストレスを感じると人間は、交感神経が興奮する状態に陥り、血管を収縮させてしまうことがあるのです。
血管が収縮する状態が慢性的に続くと、血流の流れが悪くなり、全身の冷えに繋がります。
結果、代謝が下がる傾向にあり、筋肉の痛みやコリが発生するきっかけになるため、注意が必要です。
(3)姿勢が悪い
仕事などで同じ姿勢を繰り返していると、人間は楽な姿勢を選んでしまいがちです。
結果、猫背のような姿勢になり、肩が体の内側に入ることで、筋肉が悲鳴を上げることに繋がります。
長時間、悪い姿勢が続くと、肩こりがひどくなることもあるので、日頃の姿勢には十分注意しましょう。
仕事の合間に行える肩こり対策
肩こりは、集中している状態の時に発生しやすく、早く負担を軽減することが肝心です。
今回は、急な肩こりを抑える方法として、仕事の合間に行える対策を紹介していきます。
(1)椅子やパソコン画面の高さを変える
仕事のデスクワークなどで悪い姿勢になってしまうのは、椅子やパソコンの高さが関係している可能性があります。
自分が使いやすい位置に変えることで、肩こりの発生を抑えることができるので、色々と試してみてください。
まずおすすめの椅子の高さは、足の裏全体が床につく位の高さがベストです。
さらに腰かけた時に、ひざの頭がお尻より少し高い位置になる位が丁度いいでしょう。
パソコンのディスプレイ画面も、見下ろしたり見上げるようにならないように、正面を捉えられる位置に調整するようにしてください。
(2)肩を温める
夏場のエアコンがかかったオフィスなどでは、肩が冷えてしまうことがあります。
寒い状態を我慢すると、冷え性から肩こりが発生する可能性があるので、肩を温めることを重点的に意識していきましょう。
衣類で暖を取るのであれば、スカーフを巻いたり、使い捨てのカイロなどを活用して、肩を温めるようにしてください。
(3)目を温める
体の疲れは目の疲れと連動していることが多く、パソコンの画面を見続けると、目の疲れから肩こりに繋がる恐れがあります。
目が疲れるため、前傾姿勢になってしまう方も多いので目の疲れを取ることは肩こりの予防になるのです。
目の疲れを改善するためには、目を温める方法が有効で、蒸しタオルなどで目を温めていきましょう。
蒸しタオルで目を温めることで、リラックス効果も期待できるため、集中力向上にも繋がります。
(4)肩甲骨ストレッチをする
下記の流れに沿って、ストレッチを行い、肩甲骨周りの血流を良くしてみましょう。
1、両腕で大きな輪を作り背中を後ろに引きながら丸める(肩甲骨が広がるのをイメージ)
2、両手を後ろで繋いで背筋を思い切り伸ばす(肩甲骨がギュッと閉じるイメージ)
3、両手を後ろで繋いだまま上半身を前に倒して繋いだ腕を上下にゆっくり30秒ほど動かす
1~3の動きを2,3回繰り返してみましょう。
コツは関節の可動域の範囲内で無理をし過ぎずにゆっくり行うことです。
まとめ
日本人の多くは、長時間デスクワークをする仕事が多く、同じ姿勢を取る時間が長くなるために、肩こりが発生してしまう可能性があります。
放っておくと、肩がカチカチになって、頭痛を引き起こすほど悪化する恐れがあるので、早めに対策を行っておきましょう。
仕事の合間に肩こりの対策を行うことで、集中力向上やリラックス効果が期待できるので、積極的に行うことをおすすめします。
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