最近話題の本『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』をご存知でしょうか?
著者は北島寿さん。今流行しているオーガニックコスメの火付け役とも言えるMiMCの創設者でらっしゃいます。
今回お話したいのは、こちらの本のタイトルにもある通り。ずばり、クレンジングをやめることでのメリットです。
Contents
クレンジングをやめるってどういう事?
そもそも、クレンジングをやめるというのは一体どういう事なのでしょうか?
クレンジングをやめてしまったら、お肌にメイクの汚れがそのまま沈着してしまい、お肌トラブルになる!そう思う方が大半でしょう。
ついつい飲みすぎてしまって、メイクしたまま寝てしまった日の翌日なんて、もうお肌はひどい状態ですもんね。
勿論、メイクをしたのであれば必ずクレンジングは必要です。
でないと、ご想像の通りメイク汚れがお肌に付着したままになってしまいます。その結果、毛穴詰まりを引き起こし、ニキビや肌荒れの原因となってしまいます。
そこに加えて色素沈着は勿論のこと、ターンオーバーのリズムも遅くなり、角質肥厚だって招きかねません。
ここでいう「クレンジングをやめる」というのは、すなわち「クレンジングが必要なメイクアイテムをやめる」ということなんです。
通常メイクにクレンジングが必要なワケとは
通常のメイクアイテム(=クレンジングが必要なメイクアイテム)の中には、以下のような成分が配合されていることが多くなっています。
【クレンジングが必要なメイク含有成分】
・ポリマー
・シリコーン
・ワックス
・合成着色料
これらの成分たちには、様々なメリットが存在します。
例えば一番最初に挙げたポリマーなんかは、お肌の表面にピタッとくっつき、皮膜を作り出してくれる優れもの。
ファンデーションなどに多く含まれており、お肌をつやつやに見せてくれます。
ですがそんなメリットがある一方で、皮膜を作り出すがゆえになかなか落ちにくいといった特性も併せ持っているんですね。
つまりお肌を美しく見せてくれるがゆえに、強いクレンジングでないとしっかり汚れを落としきれないという側面もあるんですね。
クレンジングがお肌の負担になる場合もある
“じゃあなおさらクレンジングは必要不可欠じゃない!”-そんな風に思う方も多いかもしれませんね。
確かにその通りなんです。ですが、クレンジング―特に洗浄力の高いクレンジングを使用していると、お肌に必要な油分も一緒に洗い流されてしまうんですね。
皮脂は私たちの肌のバリア機能を担っています。
つまりはクレンジングによって、バリア機能の低下が引き起こされてしまうんです。
又、お肌に触れる回数が多ければ多いほど、それはすなわちお肌にとっては摩擦となり刺激となってしまいます。
クレンジングでお肌をこすれば、これが原因でメラニンだって過剰に生成しかねません。
たった一回と思っていても、積み重なれば立派なお肌トラブルの原因となってしまうんですよ。
クレンジングが必要のないメイクアイテムを選んであげる
では、クレンジングをやめるにはどうすべきなのか。
そこで登場するのが、クレンジング不要のメイクアイテムです。
冒頭でお話したMiMCをはじめ、最近ではクレンジングが不要なメイクアイテムも豊富に発売されています。
いわゆるこれがオーガニックコスメ。
使用されている素材は、天然自然由来のものだけのことが多く、それゆえにクレンジングを使わずとも洗顔料だけで落とすことが可能なんですね。
技術力の発展に伴い、進化しているのは化学的なコスメだけではありません。オーガニックコスメでも、崩れにくい処方になっているものもたくさんあります。
お肌の負担が減ることで、素肌の美しさも自ずと手に入る。これからは、素肌を「隠す」メイクではなく、「活かす」メイクを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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