『飲む点滴』とも言われるほどの力を持っているドリンクとして、近年注目を集めているのが“甘酒”です。
流行しているのは知っていましたが、小さいころに飲んだ“お酒くさぁい”印象が抜けずにいた筆者は、なかなか自分自身で試す気に離れませんでした。
私と同じような、甘酒に苦い思い出しかない方も多いのではないでしょうか?
ですがそんな苦い思い出は、今や昔の話!最近流行している甘酒は、実はとっても飲みやすい!
今回はそんな甘酒に関するアレコレをご紹介。
いまさら聞けない甘酒の常識をチェックしましょう。
Contents
甘酒には種類があった!
実は甘酒には2つの種類があるのをご存知でしょうか?以下、それぞれの特徴を見ていきましょう。
【米麹甘酒】
・米と麹で作られている
・日本酒と基本的な製法は同じだが、甘酒はお米のデンプンを麹菌で糖分へと変化させているもの
【酒粕甘酒】
・酒粕と砂糖で作られている
・酒粕をお水で溶いたものに、砂糖で甘さを加えているもの
・酒粕を使用しているため、アルコール入り
・砂糖入りのため、カロリーは高め
お気づきの方もいるかもしれませんが、冒頭でお伝えしたような近年流行している甘酒は、“米麹甘酒”の方。
こちらであれば、アルコールも含まれていないので、お酒が苦手な方や妊婦さんにも安心です。…つまり、私は小さいころに感じた“お酒くさぁい”甘酒は、酒粕甘酒だったんですね。
手作りすれば甘酒の働きもアップ!
勿論、市販のものを購入するのもお手軽でいいでしょう。
ですがおすすめとしては、手作りです。
というのも、一般的に市販の甘酒は加熱処理がされているからなんですね。
それはつまり甘酒の中に含まれているビタミン類の働きが、高温加熱によって半減してしまうということ。
それではせっかくの飲む点滴が台無しになってしまいます!
手作りといってもとっても簡単ですので、ぜひ一度下記レシピで手作り甘酒をご賞味ください♪
【材料】
お米1カップ
乾燥米麹200グラム
お水4カップ
【作り方】
1、お米は事前にあらっておく。
2、「1」とお水3カップをお鍋に入れる。
3、1時間前後、お水に浸しておく。
4、1時間前後経過したら、強火にかける。この時お米がお鍋に貼りついてしまわないように注意すること。くるくると時々混ぜて。
5、沸騰してきたら、火は弱火にする。
6、 お鍋にふたをして、約15分そのままに。
7、米麹をほぐしておく。
8、「6」でおかゆが出来上がっているので、そうしたらお水を1カップ投入!くるくると混ぜて、60度程度の温度になるまで冷ます。
9、米麹を投入!くるくると再び混ぜる。
10、火を止めて、タオルでお鍋を包み10時間程度時間をおく。この時温度を60度前後にキープしてあげる。
慣れればとっても簡単にできちゃいますよ♪
後は保存方法にだけ注意してあげましょう。
基本的には、保存容器に入れて冷蔵庫で保管すればOK。
ただし、アルミの保存容器は避けること。
酵素の力で穴が開きやすいんですね。
又、発酵の力でガスを発し、そのガスが容器を爆発させることもあるといいます。
1日1回は蓋を空けることも忘れないようにしましょう。
保存期間は約1週間。
家族みんなで飲めばあっという間になくなること間違いなし。
自然な甘みは、甘酒の苦い記憶をきっと覆してくれますよ。
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