最近化粧品・健康食品メーカーがこぞって取り入れている話題の成分―レスベラトロールをご存知でしょうか?
数多くの働きが期待できるようなのですが、中でも注目を集めているのは女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似たような働きをしてくれるということ。
今回は知らない人の為にも、この話題の成分レスベラトロールについてわかりやすく丁寧にご説明していきたいと思います。
レスベラトロールってなあに?
ますは基本中の基本。レスベラトロールの基本情報をチェックしておきましょう。
【レスベラトロールとは?】
・ポリフェノールの一種。ブドウやピーナッツなどに含まれる成分。
・イギリスの学術誌「Nature」に掲載。哺乳類の延命作用に期待できるとされた。
・紫外線やストレス、病気のもとから自分自身をシャットアウトが出来る植物独自の力を持っている。
・サプリメントなどで摂りいれることで、体内の細胞の錆びつきを防いでくれたり(=抗酸化)、お肌の弾力アップにも働きかけてくれる。又、血行促進、血統コントロールなど生活習慣病対策の一つとしてもおすすめ。
・レスベラトロールの化学構造が、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た構造をしているといわれている。その為、似たような働きが期待できるという。
ポリフェノールの美容健康効果はご存知の方も多いかと思いますが、レスベラトロールにも同じように様々な働きが期待できるんですね。
エストロゲンと似た働きによってもたらされる働き
冒頭でもお話しましたが、レスベラトロールの数ある働きの中でも多くの女性に注目されているのがエストロゲンと似たような働き。
これにより期待できるとされる働きがずばり【女性ホルモンのバランスを整えてくれる】という事。
ここまで来れば、もう期待で着る働きは沢山ありますよね。
ホルモンバランスの乱れによる肌荒れの改善もそうですし、更年期障害によってもたらされる体の不調等々。
幅広い世代の女性に支持される働きを持っているんです。
最近では、同じように女性ホルモンと似た働きをされるイソフラボンやザクロのエキスなんかよりも人気がでできているようなんです。
とはいえ摂取に注意が必要な場合もある
生理も不順になりやすいし、だったら早速レスベラトロールを摂取しよう!と思った方はちょっと待って。
これはレスベラトロールに限ったことではなく、前述の大豆イソフラボンやザクロエキスにも同じことが言えるのですが、いくつか摂取には注意点があるんですよ。
1. ホルモン感受性疾患患者さんは控えたほうがベター。
2. 妊娠中や授乳中の方も控える。
ホルモン感受性疾患とは、子宮がんや乳がんなどといった女性特有の病気のことですね。
とにかく、女性ホルモンというのは敏感なもの。些細なことでバランスを崩しやすい特徴があります。
だからこそ、上記に該当しない方であったとしても、レスベラトロールで逆にホルモンバランスが乱れたかも?なんて不安に感じた場合は、摂取を中断してくださいね。
お肌への働きが人気の秘密
ここまでのお話で、“レスベラトロールの摂取は怖い!”なんて思った方もいるかもしれませんが、そこまで不安になる必要はありません。
脅かしたつもりはなく…(笑)あくまでも注意点を守り、販売元メーカーの用法容量を守ればいい話。
そこさえ気をつけていれば、レスベラトロールは女子にとっては嬉しい限りの『お肌への働き』が期待できるんです。
1. お肌のハリや弾力をアップさせてくれる。
2. お肌の水分量をアップさせてくれる。
これらは、とある研究結果によって示しだされた結果だといいます。
上手にサプリメントなどでレスベラトロールを取り入れれば、私たちの強い味方となってくれるんですよ。
また近年では,うつ病態に有効な天然資源の探索が活発に行われ,ドイツで処方されているセントジョーンズワートや赤ワイン等に含まれるレスベラトロールが有効とされる研究があります。
ストレス負荷うつモデルマウスにレスベラトロールを投与すると,うつ様行動が改善する働きが見られるそうなんです。
このように美容からうつ病まで幅広い効果が期待されているレスベラトロール。
有効な取り方をして、素敵な美ライフを目指したいですね!
<引用>https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/50/6/50_570/_pdf
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