紫外線による肌の老化や肌の弾力・血流を促す効果や血糖のコントロールなどの作用があるとされ、健康や美意識の高い女性の間で「レスベラトロール」が注目されています。
美容に効果があるものなら何でも取り入れてみたい!そんな女性も多いはずです。
サプリメントなどで見かけるレスベラトロールは、どの程度摂取すれば効果があるのでしょうか。
摂りすぎた時の副作用など、気になるポイントがたくさんありますよね。レスベラトロールの摂取目安量について調べてみました。
レスベラトロールとは?
ポリフェノールの1種になり、ブドウやピーナッツの渋皮・サンタベリー・ブルーベリーなどに含まれているといわれる成分です。
イタドリ(タデ科の多年生植物)やメリンジョ(グネツム科の裸子植物)などにも含まれているといわれていますが、現在のところ日本では認可されていないためイタドリから摂取したサプリメントはありません。
この中で一番レスベラトロールの量が多いのはサンタベリーです。
レスベラトロールを摂取することで老化を防止して寿命を延ばすとされる「サーチュイン遺伝子」のスイッチを入れて、細胞の活性化に効果が期待されているといわれています。
サーチュイン遺伝子はすべての人が本来持っている遺伝子になるのですが、個人差があり染色体のテロメアを保護して細胞の分裂が衰えないようにしてくれるのです。
アンチエイジングなどの効果も期待されています。
そもそもレスベラトロールはフランスの食文化からヒントを得て発見されたものです。
本来フランスの食生活は肉や乳製品などが多く血液の流れを悪化させる原因になりますが、平均寿命や健康寿命を見てもフランスは常に上位をキープしています。
これこそがレスベラトロールの効果なのではと考えられているのです。
レスベラトロールの摂取目安量は?
レスベラトロールは日本の場合サプリメントなどで摂取するのが一般的ですよね。
もともとレスベラトロールには化学構造の違いによって「トランス型」と「シス型」の2種類に分類されています。
効果が認められているのはトランス型のレスベラトロールになりますので、その配合量が多いサプリメントを選ぶのをおすすめします。
1日あたりのレスベラトロール 摂取目安量は30㎎=赤ワイン58杯分にもなります。
これを毎日飲み続けるのはどんなにワイン好きな人だとしてもとてもじゃないけど大変ですよね。
ちなみに同じワインでも白ワインになると、少量のレスベラトロールしか含まれていません。
レスベラトロールを効率的に摂取したいのであれば、赤ワインが一番効果的なのです。
レスベラトロールは続けることが大切
またレスベラトロールはあくまでもサプリメント(食品)になりますので、多少摂取量が多くなってしまったからといって体に問題が起きるわけではありません。
ただし1回で体に摂取できる成分の量には上限がありますし、飲みすぎると肝機能などに影響が出てしまうともいわれています。
レスベラトロールは飲んですぐに効果が実感できるものではなく、10年・20年と続けることによってその効果が実感できますので、サプリメントごとに決められている規定量を長く摂取し続けることが大切です。
ただし赤ブドウなどの成分にアレルギーを持っている方は、摂取量に注意しましょう。
最初は少量から始めてみて体に異常をきたさないと確認してから、徐々に増やすのをおすすめします。
レスベラトロールについて、摂取目安や飲み方の注意事項などについて説明しました。
美容や健康に高い効果を発揮してくれることで知られている、女性にとっては嬉しい成分になりますので毎日継続的に続けることで確かな効果を実感できます。
サプリメントなら飲みすぎてしまう心配もなく、安心できますよね。
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