皆さんはお酒が好きですか？

 

仕事の付き合いで飲む人もいれば、毎日晩酌に欠かせないなんて人もいるはずです。

 

お酒を飲むと1日頑張った疲れなんて吹っ飛んでしまうぐらい、幸せな気持ちになりますよね。

 

 

実はこのお酒、女性の場合は飲む時期に注意したほうがいいのを知っていますか？

 

お酒を飲むと貧血を起こしてしまう可能性があるのです。

 

どうしてお酒と貧血が関係しているのか？その原因や解消法についても紹介します。

 

 

お酒を飲むと貧血になる理由とは？

お酒の中に含まれているアルコールは人間にとって悪いもの=毒素でもあります。

 

人間がお酒を飲むと体の中では、そのアルコールを分解する為に酸素が必要になります。

 

その肝臓に酸素を届けることでも体内の酸素量が急激に減少してしまいます。

 

その結果脳に必要な酸素が届かなくなってしまい「脳貧血」の原因を起こす場合があります。

 

 

また、お酒には利尿作用がありますのでお酒を飲んだ後に急激にトイレが近くなることがありますよね。

 

 

これはアルコールによる利尿作用になり、体に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素を体外に排出してしまうのです。

 

 

本来人間は体内に必要な栄養素を残すために無駄な尿意を感じないようにできているのですが、アルコールの作用で神経が乱れることにより必要な栄養素を出してしまうのです。

 

その結果血液の中の濃度を高くしてしまい、貧血を起こす原因となってしまうのです。

 

 

お酒は過度な飲みすぎではなく少し酔っ払っている程度の方が、ストレスの緩和や血行の促進にも効果があるといわれています。

 

飲みすぎてしまうと貧血になるだけでなく血行を悪くして体調不良などの原因になってしまうことがあるのです。

 

特にお酒の中でもタンニンを含む赤ワインなどのワイン系は貧血の原因となります。

 

 

比較的その要因が少ないのはビールや日本酒などのお酒です。

 

あまり体調がすぐれない時は飲まないのが一番ですが、どうしても飲まなくてはいけない時は飲むお酒の種類を選んでもいいかもしれません。

 

 

女性は特に注意！お酒を飲まないほうがいい時期がある？

女性の場合は生理前の体調がすぐれない時期や、生理中などの貧血が起きやすい時期にはできるだけお酒を飲まないようにするのをおすすめします。

 

もしくは飲んでも少量に抑えておくだけでも、貧血を防ぐことができます。

 

女性にとって鉄はとても重要なものになりますし、貧血の状態でいると美容にとっても大敵です。

 

お酒を楽しむ時期を考えて飲めるとより楽しめるようになりますよ。

 

 

お酒による貧血を防ぐ為に

お酒を楽しむ時に鉄分を補える「レバー」や「カツオ」、ミネラルを豊富に含む「海藻」などを積極的に食べるのをおすすめします。

 

また「豚肉」「枝豆」などはビタミンBを豊富に含んでいますので、赤血球を作るのにも効果的です。

 

お酒を飲むときに貧血予防になるおつまみを選ぶだけでも貧血を防ぐことに繋がります。

 

 

もちろん一番は飲みすぎが貧血の原因となりますので、控えめに飲むのをおすすめします。

 

またお酒を飲むときに一緒にミネラルウォーターを飲むようにして体の中の血液がドロドロになってしまうこと、肝臓にかかる負担などを軽減することもできます。

 

お酒を飲むのは悪いこととはいいませんが、貧血を防ぐ工夫をすることが大切です。

 

お酒には貧血の原因となってしまう場合がありますので、飲み方や飲む量には十分に気をつけましょう。

 

お酒を飲んだ次の日など体が重く疲れが取れないと感じたことはありませんか？

 

これだけ体に負担がかかっていることを知り、お酒の量を調整してあげることが大切なのです。

 

お酒で貧血になってしまうことがあるのを、忘れないようにしてくださいね。