美肌と勘違いしてるかも!?危険なビニール肌とは?
ピーリングといえば、肌表面に残っている古い角質を取り除き美肌にしてくれるお手入れ方法の一つですよね。
つるんとなめらかな肌表面に整えるだけではなく、肌に自然な光沢感がでるので中には病みつきになってしまう人もいるはずです。
ですがピーリングのやりすぎで「ビニール肌」と呼ばれる状態を、美肌と勘違いしている人が増えています。ピーリングによるビニール肌とはどのような状態なのか?改善方法などをご紹介します。
ピーリングによるビニール肌とは?
ビニールといえば表面がつるつるしているイメージがありますね。
ビニール肌は、同じように見た目がつるつるなので一見、健康で美肌のように見える肌のことをいいます。
ですがビニール肌とはお肌にとってはとても危険な状態です。
肌のバリア機能が低下してしまい、外的な刺激を受けやすくなっている状態のことをいいます。
そのままでいるとさまざまな肌トラブルの原因になるだけでなく、実年齢よりも肌が老けて見られる原因になってしまいます。
ではどうして肌表面はつるつるになるのだと思いますか?
人間の角質の厚みは0.02mm程度しかなく無理なピーリングをすると肌に余計な負担をかけてしまい、薄い角質をもっと薄くダメージを受けやすい状態にしてしまうのです。
つやつやに見えるのは実はダメージによるものになり、肌のキメが削られている状態になりダメージがある肌以外の何ものでもないのです。
季節の変わり目やちょっとした体調変化でも肌荒れが起きやすくなってしまいますので、十分に注意することが必要なのです。
ピーリングはしてはいけないの?
ピーリングとはそもそもPeel=皮を剥がすから来ています。
美容的な面から考えると肌に溜まっている古い角質を剥がす為のものです。
何層にも重なってしまった古い角質をそのままにしていると毛穴を塞いでしまい、ニキビの原因となってしまうことがあります。
肌のターンオーバーも乱れてメラニン色素がそのまま居座り、シミの原因となってしまうこともあるのです。
そんな乱れた角質を取り除いてあげるためのピーリングになりますので、ピーリングが必要なお肌の状態かどうかがとても重要なポイントになるのです。
例えば古い角質が溜まってくると肌全体がくすみ、角質が溜まっていきます。
肌に触れるとザラザラしたりごわつきもあり、毛穴の開きが気になることも…。
そんなお肌の状態にはピーリングでお手入れをするのがおすすめです。
そのままにしていれば肌トラブルの原因を引き起こすだけになってしまい、決していい結果にはなりません。
ピーリングを使って古い角質をしっかりと取り除いてあげるようにしましょう。
とはいってもピーリングはスペシャルケアですので毎日やるのは絶対におすすめしません。
これがビニール肌予備軍!?
もしピーリングを頻繁にしていて、しっかりとお手入れしているはずなのに肌トラブルを何度も繰り返している人は、もしかしたらビニール肌予備軍になっているかもしれません。
例えば洗顔後のつっぱりがひどく化粧水の染み込みが悪い、皮脂の過剰分泌が気になる、肌全体が赤黒いなどは皮膚が薄くなっている状態です。
これらの時はピーリングを使用するのはおすすめしません。
肌の様子を見てピーリングを再開するかどうかを決めるようにしましょう。
ビニール肌自体を改善しないと肌がきれいになることはありません。
ピーリングのし過ぎでビニール肌になるとは驚きですね。
そんな肌のお手入れをしてしまっているとどんなにスキンケアを丁寧にしたところで、思うような効果を実感することはできません。
つるつるのお肌になっているのを健康な状態と勘違いしないように気を付けてくださいね。
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